乳がん検診でひっかかった。判定結果Bで要精密検査 カテゴリー4 石灰化が見つかる

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今まで何度か乳がん検診を受けてきて検診ではじめて判定結果Bで要精密検査になりました。
しかもカテゴリー4だなんて。
不安な気持ちが溢れまくってるので自分を落ち着かせるためにも現状を書いていきます。

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乳がん検診 3Dマンモグラフィで微小な石灰化が見つかる

今までの病院より設備が整っている病院があったのでそこで乳がん検診を受けることにしました。乳がん検診を受けた病院をA病院として話を進めます。
A病院で初めて3Dマンモグラフィ(乳房トモシンセシス)でマンモの検査を受けました。

通常のマンモグラフィは2Dです。
乳房は厚みがあるのに2Dだと上にある映像も下にある映像も重なって写るので見えにくいのが3Dだと細かくスライス状に画像がでるので見やすくなる。
詳しくは東京都予防医学協会の3Dマンモグラフィ(乳房トモシンセシス)とはのページが解りやすいです。

触診後に医師より画像の説明がありました。

白い点が石灰化だと。単独であるのは良性の石灰化で問題なし。だけど小さいのが円形になって集まっているのは悪性の可能性があるから精密検査が必要になるとのことでした。

1週間で乳がん検診の結果が届く

乳がん検診結果
乳がん検診結果

乳がん検診の結果は事前に説明があったように判定Bで要精密検査でした。
乳腺石灰化像にチェックが入ってました。

画像診断報告書も同封されていました。

乳がん検診結果
乳がん検診の画像所見
  • 高濃度乳腺
  • R-U/M・Oに淡く不明瞭な石灰化の集簇を認めます。
  • 一部多形性石灰化の混在を疑い、カテゴリー4と考えます。
  • 背景濃度の上昇を認めません。
  • 右乳房に円形石灰化(良性)の点在を認めます。
  • トモシンセシスにて両側乳房に明らかな腫瘤を認めません。
  • 視触診:異常を認めません。

診断結論として右乳房石灰化(スクリーニングカテゴリー4):乳腺外科で精密検査を受けてください。と記載がありました。

事前に説明を受けてたとはいえ心がざわざわします。
急いで紹介状を発行してもらい画像データを受け取りました。

大きい病院の乳腺外科を受診したがカテゴリー3と診断される

大きい病院、ここではB病院とします。急いでB病院の受付に赴き予約を取ると奇跡的に当日に診察予約が取れました!

B病院の医師からは最初からマンモを撮ってエコーをしましょうと説明がありました。
画像をすでに受付で提出していることを伝えると目の前にあるモニターで画像が見れるではありませんか。
医師は画像を見はじめたものの「やっぱりこれじゃあよくわかんないからマンモ撮ろうか」と。
せっかく3Dでマンモ撮ってるのに活用されないのも残念すぎます。私もここで食い下がるわけにはいきません。
紹介状とともに3D画像が印刷されている書類があり石灰化の集簇を疑う箇所に印が付いていましたのでそれを医師に伝えました。
それでも「やっぱりわかんない」と。なんでやねーん(×_×;)

諦めて2Dの普通のマンモグラフィで検査しました。
今までのマンモの中で一番痛かったです( ;∀;)

その結果でも強いて言えばこれかなぁ、でも大したことではないから悪くてもカテゴリー3だね。との判断でした。

私としては微細な石灰化の集まりを見てて、その画像の話しをしてもB病院のモニターでは確認できないしA病院が過剰診断だったのではないかと言うのです。

A病院では鮮明な画像を見て説明があり、B病院では今まで他院で受けたマンモの画像と同じく真っ白な画像で特に説明もない。いったいどちらを信じるでしょう。

私は再度A病院へ医療相談として受診し紹介状を出してもらうことにしました。

乳がん検診を受けた病院の医師に相談

A病院の医師に私はB病院での一連の流れを話ました。

A病院で見たピンポイントに画像を拡大してはっきりとした画像が見れたのがB病院で同じように画像が見れなかった。
今後どうすればいいのか?どのような病院を受診すればA病院と同じように画像がクリアに見れて石灰化の集簇を確認することができるのか?など疑問をぶつけました。

【疑問1】3Dマンモの画像を持って行っても紹介先の病院で同じような画像が見れなかった

回答:3Dマンモの設備がないと同じように見れない。解像度が高い画像なのでモニターのスペックに大きく左右される。

3Dマンモの設備がない病院でも持参した3Dマンモの画像を見ることはできるが、見るためには高解像度のモニターがないとはっきりと細かい部分まで見ることができない。

3Dマンモの画像は高解像度ゆえに画像表示に高精細モニターのスペックが重要となる。

同じように画像が見れない理由はわかりましたが、自分で病院へ3Dマンモの画像が見れるスペックのモニターを使ってますか?と問い合わせはできないですね(=_=)

【疑問2】過剰診断ではないか?

B病院では見落としの反対で拾い過ぎってこともあると言われました。私が見た画像は過剰診断の可能性があるってことでしょうか。

回答:画像はここまで拡大して見なければいけないという明確なルールがあり、その範囲内で確認した画像です。なので正当な倍率で確認した画像であり過剰に拡大した画像ではありません。過剰診断ではない。

画像を過剰に拡大して小さすぎる状態を拡大したわけでもなく、乳がんを疑うべき石灰化だった。

画像が明瞭に見れない時の対策として

紹介状と画像データを持参したところで紹介先の病院で鮮明な画像が見れるとは限らない。「私がはっきりと見た」と伝えたところで無力です。
対策を相談したところA病院のモニターで見た画像をスマホで撮影することにしました。
万が一の場合は紹介先の病院でスマホの画像を見せれますからね。

スマホで撮影するにも乳頭が入るように撮影し石灰化の場所がわかりやすいようにマウスポインタで示すようにしました。

スマホで撮影し、撮影した画像を拡大するとしっかりと石灰化が確認できました。

医師からの言葉。約束してほしいこと

最後に医師から約束してほしいと次のような言葉をいただきました。

これから検査をしていく中で、「特に問題なし。次は3ヵ月後に診察」などを繰り返していくうちに途中で診察に行かなくなる人がいます。2年後になってちょっと気になるから検診受けてみよって時にはしこりが出来ている、という人が多くいます。
なので決められた診察をきちんと受けてください。

この先生は患者と真摯に向き合ってこられたのでしょう。心配してくださる気持ちが痛いほど伝わりました。

約束します。真面目に診察を受けます。

他の病院への紹介状を受け取りました。追記の形でその後の状況を報告します。

乳腺外科を受診し緊急性のある状態ではありませんでした。ほっ

乳がん検診を受診した病院の画像と紹介状を持って総合病院の乳腺外科を受診しました。ここではC病院とします。

こちらのドクターのお話は次のような内容でした。

石灰化も1mmにも満たない大きさなので数ヶ月でどうのこうのと緊急性のある状態ではない。
そりゃ、20人くらい細胞検査して1人ぐらいガンが見つかったとかあるかもしれないぐらいのレベルで、通常この大きさで細胞を取っての検査はしない。
だけれども人によって心配の度合いは違うからMRIやエコー検査をしたいしてもいいけど経過観察して石灰化が大きくなっているかを様子を見てもいい。

C病院では持参した画像がハッキリと見れて心配していた石灰化を確認してのドクターの言葉だったので十分に納得しました。ほっとしました。

参考に乳がん検診でのマンモグラフィ検査の画像です

マンモグラフィ検査画像 石灰化
横から挟んだ画像です

丸で囲んだ箇所のマウスポインタの少し上に白い点々の塊があります。これが検診を受けた病院で悪性の疑いがあると説明を受けた石灰化です。
とても小さいので拡大したのが次の画像です。

マンモグラフィ検査 石灰化画像拡大

丸の中に5,6個の白い点が集まっているのが分かりますか?
これが心配していた石灰化の集簇です。ちなみに丸の外の右下に一つだけ離れて白い点がありますよね。これは良性の石灰化だと説明を受けました。

乳がん検診を受けて。最後に

はじめて3Dマンモグラフィを受け、石灰化が見つかりました。幸いにも緊急性のある状態じゃないのがわかりほっとしました。
それが分かるまではネットで検査の種類などについて詳細に調べまくり勉強になりました。

次は半年後にマンモの検査を受けて石灰化に変化があるかを確認します。どうか、大きくなりませんように。

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